

| 平成21年1月31日 西日本新聞掲載 |
住民総出で財源確保 鹿児島の集落 首相「やねだん」称賛 国会答弁「厳しい条件克服」 |
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<記事内容> 「総理、やねだんに来ませんか」30日の各党代表質問で、自民党の尾辻秀久参院議員会長が麻生太郎首相にそう呼び掛けた。「やねだん」は鹿児島県鹿屋市串良町の柳谷集落の通称。住民総出で確保した財源を基に教育や福祉を充実させ、全国から注目される集落だ。麻生首相は、尾辻氏の呼び掛けに直接答えなかったが、「住民自らの手で厳しい条件を克服した最も良い例」と地域おこしの先進地へ関心をのぞかせていた。 尾辻氏は地域の活性化策をただす中で、やねだんを取り上げた。行政に頼らず、知恵を出し合って再生の道をたどった取組みを紹介。首相に現地に足を運ぶよう求めた。 麻生首相は「(集落の)努力に深く敬意を表する」と、住民主体の動きを評価。「こうした取組みが全国に広がる事を期待している」と述べたが、「やねだん視察」への言及はなかった。 集落の自主財源を住民総出で稼ぎ、全世帯に一律1万円のボーナスを支給。鹿児島県鹿屋市串良町の柳谷(やねだん)集落が、地域活性化のお手本として国会でも紹介された。麻生太郎首相も総額約2兆円の定額給付金支給を打ち出しているが、国民の評判はいまひとつ。その違いとは? 過疎の集落で活性化への挑戦が始まったのは約10年前。休耕地に住民総出でサツマイモを植え、収穫したイモで焼酎を製造。販売益を子供たちに勉強を教える寺子屋の運営費に充てた。さらに集落ににぎわいを取り戻すため、空き家を芸術家に貸し出した。ふるさとを離れていた出身者を含め、昨年だけで集落に15人が移り住んだ。 「住民が稼いだお金は住民に還元しよう」。3年前には、集落の蓄えから全世帯(約110世帯)に1万円ずつボーナスを配った。 昨春の総会でも、余剰金約400万円の使い道が議論された。再びボーナスを支給する案や町内会費を無料化する案もあった。「お年寄りや子供たちのために使おう」。住民たちは余剰金の一部で足腰が弱ったお年寄りに貸し出す手押し車18台を購入。残金は将来の為に蓄えた。 集落のリーダー豊重哲郎さん(67)は「涙が出るほどうれしかった」と振り返る。住民の決断に豊重さんは自治と民主主義の理想を見た。「住民を突き動かしているのは感動の共有。それが集落の底力になっている」と強調する。 一方定額給付金。「選挙対策のばらまきだ」「ほかに使い道があるはずだ」。多くの国民は、感動とは程遠い疑念を深めている。麻生首相は、やねだんの哲学に学ぶべきことがある。 (わたしたちの九州取材班) |
| 平成21年1月31日 南日本新聞掲載 |
首相に「やねだんへどうぞ」 |
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<記事内容> 30日の参院代表質問で、自民党の尾辻秀久参院議員会長(比例)が「行政に頼らないむらづくり」に取り組む「やねだん」こと鹿屋市串良町柳谷集落を紹介。麻生太郎首相に「一度『やねだん』に来ませんか」と呼び掛けた。 尾辻議員は、住民総出のサツマイモ栽培やオリジナル焼酎づくり、全世帯への1万円ボーナス支給など集落の取組みを紹介。活動の原動力を豊重哲郎町内会長の強烈な自立意識とリーダーシップと分析し「暗い話しばかり聞かれる昨今、勇気をもらえる」。 麻生首相も「住民自らの手で厳しい条件を克服した最も良い例の一つ」と高く評価。訪問要請への答弁はなかったが、国政のかじ取り役として今こそ必要なのが「やねだん」精神か。 |

| 南日本新聞 平成21年3月27日掲載記事 | |
| 「地域の提言、国が支援を」 政府の「経営懇談会」 鹿屋市柳谷・豊重さんら意見 |
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![]() 首相官邸で開かれた地域経営懇談会の初会合 |
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| 急速な過疎化や景気低迷に直面する地方自治体運営などについて話し合う政府の「地域経営懇談会」(座長・末吉興一内閣官房参与)の初会合が26日、首相官邸で開かれた。参加した自治体関係者らから「地方の人材育成に勇気を持って予算を付けるべきだ」などの意見が出された。 会合で、東京都三鷹市の清原慶子市長は「人材育成には(自治体間などの)交流が有効。潜在化している人材をあぶり出す機会を与えることができればいい」と述べた。 鹿屋市自治公民館長の豊重哲郎館長(67)はは、自主財源確保のために住民総出でサツマイモを栽培するなど「行政に頼らないむらづくり」の取り組みを紹介。「これからは地域が提言し、それを国が支援する枠組みが必要」と強調した。 また小中学生の基礎学力低下を受けて「教職員OBなど地域の潜在力を生かした、寺子屋のような制度ができないか」と提案した。 この日は、麻生太郎首相も出席し「元気のある地域には、いいリーダーがいる。そういう人をつくらないといけない」と話した。 懇談会は、市町村や特定非営利活動法人(NPO法人)、民間企業の経営者など20人が「地域の経営力」を高める方策について意見交換し、これを参考に、前北九州市長の末吉座長が首相に進言する目的で設けられた。 |

| 南日本新聞 平成21年7月21日掲載記事 | |
| 「やねだん」で芸術の授業 串良・上子原中40人 油絵や写真に挑戦! 移住の5人手ほどき |
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![]() 創意工夫しながら写真を撮影する生徒たち |
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| 南日本新聞 平成21年9月3日掲載記事 | |
| 「行政マン」地域貢献探る 県庁新人12人 やねだんで自主研修 |
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![]() 話を熱心に聞く県の新規採用職員 |
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| 行政マンとして地域に銅貢献できるか学ぼうと、鹿児島県の本年度採用上級職員12人が、8月29日から1泊2日で、行政に頼らない自立再生に取り組む鹿屋市串良町の柳谷集落(通称・やねだん)を訪れた。 12人は22〜28歳で本庁勤務。先輩職員を招き自主的な勉強会を開いている。県大隅地域振興局の白橋大信局長に講師を依頼したところ、「実際の現場を見ることが大切」と助言を受け、やねだんでの自主研修となった。 豊重哲郎自治公民館長から財源の生み出し方や空き家対策など、やねだんの取り組みを聞いた。職員らは「固定的な考え方ではなく視点を変えたい」「地域再生には子供たちを巻き込むことが大切」などと意見を出した。 国際交流化に勤務する有得麻衣子さん(26)は「現場に足を運び見て学ぶことが大切と分かった。行政として、住民の自発的な動きを素早くとらえ、一緒にいい方向に持っていきたい。」と話した。 豊成館長は「行政と地域はあくまでパートナーということも分かってくれたはず。この人たちは県づくりの卵。今後が楽しみ」と期待した。
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| 一夜にして一気に約43km夜間徒歩巡回 大隅河川国道事務所 建設監督官 : 上村哲也さん |
| 夏休み最後の週末となった8月29日(土)から30日(日)にかけて、鹿屋市串良町柳谷町内会(通称・やねだん)の主催、運営でミッドナイトウォーキングが開催されました。小中学生37名、大人9名の計46名が参加した。 今年は、「道の駅たるみず」(垂水市牛根麓)から柳谷公民館まで国の管理する国道220号線を約43km、その他の道路を約3km、あわせて約46qのコースを一晩かけて歩くイベントとなりました。途中、早崎改良、新城海潟拡幅、古江バイパス、鹿屋バイパスの改築事業箇所を通過し、足にまめが出来て足を引きずり悪戦苦闘しながら、一番最後尾で約13時間かかり完歩しました。小中学生にとって最後まで歩きとおす目標達成が、2学期に向けて「いい肥やし」となったことと思います。 道路管理委員のひとりとして参加し、子供たちから元気をもらいつつ夜間徒歩巡回を実施しました。その巡回結果は、車道、歩道とも「良好な状態」に保たれていたが、参加者から歩く途中、「歩道かなくてあぶないですね。」、「夜は照明がなくて暗いですね。」などの意見を頂戴いたしました。 |
| 南九州新聞 平成21年9月3日掲載記事 | |
| この夏の最後の思い出作り やねだんで真夜中の挑戦! 一晩かけ46qの道のり歩く |
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![]() 出発を前に記念撮影に納まる参加者ら |
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| 一晩かけて46キロの道のりを歩く「ミッドナイトウォーキング」の出発式が29日晩、鹿屋市の柳谷公民館であった。主催・運営は柳谷町内会。今回で2回目の取り組み。 小・中学生37名、大人9名の計46名の参加者が集い出発式が行われ、実行委員の今村利郎さんは「体調が悪くなったら大人にすぐ言って楽しみながら過ごして頑張っていきましょう」とあいさつ。上子原小学校の川田憲一校長は「明日の朝元気に帰り着くように頑張ってください」と激励した。 最後に左歩道を歩く、自動販売機でジュースを買わないなどの注意事項があったあと、参加者は大勢の保護者らが見守る中、出発地点までのバスに乗り込み、昨年も参加した上子原小5年の中尾龍太君は「最後まで歩ききることが目標」と決意を述べていた。 ※ミッドナイトウォーキングは垂水道の駅から同集落公民館まで46キロのコースを一晩かけて歩き、休憩5回ほどを計画し、安全対策にも努めていた。 開催日 : 8月29日 行程 : 垂水道の駅より国道220号線を通り柳田にまで(46キロ) 集合 : 柳谷わくわく運動遊園(午後7時) 時間 : 午後8時 〜 翌朝8時位(予定)
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